Scene 2.
月も星も出ていない暗闇の中で、小さなふたつの光が旅人の周りをぐるぐると飛び回っていました。
「赤よ! 絶対に赤!! だって旅人さんの体に流れる血潮はとってもとっても赤いもの!!」
「いいえ、青だわ!! 旅人さんの瞳の奥はどんなに澄んだサファイアよりも青いもの!!」
ふたつの光は森の妖精でした。
旅人にはふたりの見分けは付きませんでしたが、幸いにも声が全然違っていたので簡単に聞き分けることができました。
「りんごを知らないの? りんごは赤くてとってもおいしいのよ!」
「あら、林檎くらい知っているわ。でも林檎が竜の鱗よりも価値のあるものであって?」
二人の妖精は緑とも紫とも付かない、蝶のそれに似た美しく光る羽を忙しなく羽ばたかせては、めまぐるしく旅人の視界の中を出たり入ったりしていました。
そして両方の耳の傍でやかましくわめきながら、訳の分からない問答を何度も何度も繰り返していました。
「竜? 竜は青いだけじゃないわ。遥か北の地には赤い竜だっているのよ!
それに竜だって真っ赤なぶどう酒を飲むでしょう?」
遠くから見ていた時にはぼんやりとした灯りのようでしたが、こうも目の前で飛び回られては妖精の光は目に染みるほど眩しいものでした。
「あんなに大きな口で葡萄酒なんか飲んだらたったの一口で樽が空っぽになっちゃうわね。
真っ青に光る泉の水を飲んでいるに決まっているわ!」
絶え間ない光と声に目も耳も休む間がなく、気が滅入りそうになりました。
しかし、ここで足を止めては余計に付きまとわれるだけなので、旅人はひたすらに歩き続けていました。
「「旅人さんが一番好きな色はどっち!?」」
彼女たちを心底うっとうしく思っている旅人にとっては、この質問は本当にどうだっていいものでした。
しかし、ここで無下に扱っては女王の気を損ねるかもしれないとも思ったので
「青だ。私は空と海をこよなく愛している」と答えました。
「嘘」「嘘よ」
旅人が咄嗟にでっち上げた嘘は瞬きもしない間に見破られました。
青と答えたのは、どちらかと言えば、青好きの妖精の方がまだ話が通じそうな気がすると旅人が考えたからでした。
「好きな色なんてない」「嫌いな色さえもない」
妖精たちは見透かしたように囁き始めました。
「あなたの心は空っぽなの」
「あなたの内にはなんにもないの」
「何もないなんてことがあるのかしら、お姉さま」
「何もないなんてことはないでしょう。色がないものなんてありはしないもの」
「いいや、色がないものだってある」
「ふぅん、それは何?」
「教えて旅人さん」
「北風だ」
「「風!!」」
風と聞くやいなや、ふたつの光は悲鳴をあげて一目散に森の奥へ向かって逃げ出してしまいました。
どちらが先に逃げ出したのかまでは分かりませんでした。
一人の旅人が、どことも分からない涸れ果てた荒野を歩いていました。
その体は頭から膝下まで厚手の外套にすっぽりと包まれ、手袋と深いブーツで全身が完全に覆い隠されていました。
大きな荷物は何も持っていないようでした。
土は硬くひび割れ、樹木は一本もなく、周囲は見渡す限りの地平線でした。
生き物も何もいないようでした。
日はいつしか暮れていました。
旅人は初めから太陽などなかったかのように、変わらず歩き続けました。
月も星も出ていない夜でしたが、その足跡はずっとずっと真っ直ぐでした。
Scene 1.
どれほど歩いたのかも分からなくなったほど歩いた頃、
旅人は遠くの方に小さなぼんやりとした光が、舞うようにひらひらと動いているのを見ました。
光はふっと消えたり、また現れたり、ふたつに増えたりしていました。
旅人は少し考えると、「あれは森の妖精かも知れないな」と思いました。
気づけばそこはもう荒野ではなくなっていました。周囲には点々と草木が生えていました。
虫のような小さな生き物の気配もわずかに感じられました。
月や星は相変わらず姿を見せていませんでした。
「無駄だよ」
しわがれた声に旅人が振り返ると、そこには一頭の年老いたラクダが立っていました。
旅人はラクダの性別を見分ける方法を知らなかったので、
おじいちゃんラクダなのか、おばあちゃんラクダなのかまでは分かりませんでした。
「あの森の妖精はみな狂っておる。行かん方がええよ」
「ご忠告ありがとう。しかし、それでも私は行かねばならない」
フードから顔を覗かせた旅人は、精悍な顔つきをした若い男でした。
濁りもない鋭い碧眼、切れの良い眉、鼻筋は美しく通っていて、彫りの深い整った顔立ちをしていました。
髭は生えていませんでした。
「妖精がいると聞いたならばなおさらだ。女王に会いに行く。
妖精の女王なら地異の事象に通じているはずだ」
ラクダは地面に四つの膝をつくと、
「面白い男だね。北へ何をしに行く」と訊ねました。
旅人の足跡は真南の方角へ伸びて、ずっとずっと真っ直ぐに続いていました。
「北風に会わなければならない」
旅人が答えると、ラクダは張り裂けんばかりに声を上げて笑い出しました。
口から大量のよだれが飛び散りましたが、旅人の体には届かなかったようでした。
「北風! 北風だと!? 風など吹くものか!!」
ラクダは歯をむき出しにして大笑いを続けましたが、旅人は顔色一つ変えずに
「風が吹かぬということがあるのか」とラクダに問いかけました。
「あたしゃあ、ご覧の通り随分長いこと生きたもんだがね、風なんぞ見たことも聞いたこともないもんさ。
ましてや風が北から吹くなんてことがあるものか」
「おかしな話だ。私は風が吹くのも北から吹くのも知っている。
私が嘘をついているとでも言うのか」
そう言うとラクダは落ち着きを取り戻し、今度は旅人の顔をじっと見つめました。
「あんた、どこから来たんだい」
旅人は驚いたような表情をすると、今度は力なくうつむきながら
「分からない」と返しました。
旅人は、自分自身がどこから来たのかを知らないということに気が付きました。
そして再び首を上げた時、おばあちゃんラクダはいなくなっていました。
旅人はまた北へ向かって歩き出しました。
その足跡はずっと真っ直ぐでした。
Worldwake: 赤編
2010年3月30日おはようございます。ジョッジュです。
今回から赤のレビューを始めますが、皆さんも知ってのとおり
赤という色は深い混沌と狂気に満たされています。
そこで、赤のレビューでは各カードの評価を従来の感謝と
新たな評価基準となる怒りと悲しみに分け、
喜びや光の側面が強いカードを感謝、
憎しみや闇の側面が強いカードを怒りと悲しみによる5段階評価でレビューしていきたいと思います。
※これは必ずしも怒りと悲しみのカードには感謝できないということではありません。
どんな闇の中にも必ず光が差し込むように、清らかな風はどんなカードの中にも吹き込んでいます。
Worldwakeカードレビュー: 赤編
感謝: 構築環境においてそのカードにどれだけ感謝できるのかを
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 感謝できる。
★★(2つ): より深く感謝できる。
★★★(3つ): 全身から感謝が溢れ出す。
★★★★(4つ): 感謝の極みに達する。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
怒りと悲しみ: 構築環境においてそのカードがどれほどの闇を背負っているのかを
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 苦しみ。憑き纏うのはうっすらとした黒い影。
★★(2つ): 憎悪や悲哀。無数の傷跡。ふつふつと沸き上がるどろどろとした感情。
★★★(3つ): 狂った心。目に映るのは赤く染まったものだけ。
★★★★(4つ): 崩壊。滅亡する都市。すがるもののない状態。否定の世界。
★★★★★(5つ): 絶望の部屋。光を受け入れない壁に囲まれた場所。
過去も未来も失った場所。孤独の荒野。棺。捕らえられた天使。どうしようもない終わり。
鎌虎: 《鎌虎/Scythe Tiger》とのスピリチュアル・シナジー(精神的融和相乗性)を
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 鎌虎と出会う。
★★(2つ): 鎌虎の理解を得る。
★★★(3つ): 鎌虎と喜び合う。
★★★★(4つ): 光の中にすべての命の鼓動を感じる。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
《アクームの戦歌い/Akoum Battlesinger》 (1)(赤)
クリーチャー ― 人間・狂戦士・同盟者 (コモン)
速攻
アクームの戦歌いか他の同盟者があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは「あなたがコントロールする同盟者クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける」ことを選んでもよい。
1/1
感謝: ★★
同盟者たちに熱を帯びた風をもたらす新たな仲間です。
熱は人々を導く大きな力となりますが、その風向きには十分注意するべきでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎が奇襲を受けることもあるでしょう。
その時、鎌虎が犠牲となるか、あなた自身がその攻撃を受け止めるかはあなたの選択に委ねられています。
《バザールの交易商人/Bazaar Trader》 (1)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン (レア)
(T):プレイヤー1人と、あなたがコントロールするアーティファクトかクリーチャーか土地を1つを対象とする。前者は後者のコントロールを得る。
1/1
感謝: ★
未知なるシナジーを生み出す可能性を秘めたクリーチャーです。
他のプレイヤーと心の交流を交わした時、あなたは今までに見たこともないような虹を目にすることでしょう。
それはきっと心と心の架け橋となり、明日へ繋がる希望となっていくでしょう。
鎌虎: ★
もし鎌虎を譲渡することができたのなら、もっと相手と分かり合えたかもしれませんね。
《雄牛の猛進/Bull Rush》 (赤)
インスタント (コモン)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。
感謝: ★
あなたはこのカードを見たとき、《粗暴な力/Brute Force》のことを思い出したでしょうか。
これもまた、一種の繋がりなのです。
鎌虎: ★
牛と虎がぶつかり合う時、何が起こるのか……それはあなた自身の目で目撃してください。
《連鎖反応/Chain Reaction》 (2)(赤)(赤)
ソーサリー (レア)
連鎖反応は各クリーチャーにX点のダメージを与える。Xは、戦場に出ているクリーチャーの総数である。
怒りと悲しみ: ★★
脅威は内側も外側からもやって来ます。
しかし、最も恐るべき脅威はその両方から、足音も立てずに、突然現れるのです。
危害を加え合わせ、同時に危害を与え合わせるという残酷な行為をこのカードはいとも簡単にやってのけます。
その被害はクリーチャーの数が多ければ多いほどに膨れ上がり、
我々の心を大きく抉ることになるでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎は息絶え、鎌虎もまた誰かを殺めるでしょう。
今はただ、祈ることしかできません。
《ヴァラクートのかぎ爪/Claws of Valakut》 (1)(赤)(赤)
エンチャント ― オーラ (コモン)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、あなたがコントロールする山1つにつき+1/+0の修整を受けるとともに、先制攻撃を持つ。
感謝: ★
山々への感謝によってその力を借り、大きなパワーを得るカードです。
これをつけたクリーチャーは戦闘面において大きな戦力となりますが、
一方で同じ赤のカード、火力によって簡単に倒されてしまうかもしれません。
油断は禁物……といったところでしょうか。
鎌虎: ★
もうお気づきでしょうが、鎌虎は既に自分自身の鎌という武器を持っています。
《彗星の嵐/Comet Storm》 (X)(赤)(赤)
インスタント (神話レア)
多重キッカー(1)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象として選ぶ。その後、彗星の嵐がキッカーされている1回につき、他のクリーチャー1体かプレイヤー1人を対象として選ぶ。彗星の嵐はそれらにそれぞれX点のダメージを与える。
感謝: ★★★
引力という力があります。
引力はあらゆるものとものを惹きつけ合い、そこに絆を、時には破滅をもたらします。
この彗星の嵐がもたらすのは破滅かもしれませんが、それはそこに絆があったという確かな証でもあります。
鎌虎: ★
多くのクリーチャーが死にゆく中、鎌虎は一体何を見るのでしょうか……
《コーシの荒廃者/Cosi’s Ravager》 (3)(赤)
クリーチャー ― エレメンタル (コモン)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「コーシの荒廃者はそのプレイヤーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
2/2
感謝: ★
土地の力をダメージに変える荒々しい力の体現者です。
しかし様々な強豪がひしめく構築環境ではこのカードではなく、より挑戦的な能力を持つ《板金鎧の土百足/Plated Geopede》のようなカードを使い高みを目指すべきであるかもしれません。
鎌虎: ★
条件が揃えば鎌虎に触れることなくあなたにダメージを与え続ける恐ろしい存在に
なるでしょう。
しかし、鎌虎との睨み合いでは被覆の有無の差で根負けしてしまう可能性もあります。
《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon》 (2)(赤)
エンチャント ― オーラ (コモン)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は、トランプルを持つ赤の4/2のビースト・クリーチャーである。それは土地でもある。
エンチャントされている土地が墓地に置かれるたび、そのカードをオーナーの手札に戻す。
感謝: ★
パワーが高く攻撃的、赤の荒ぶる面がとてもよく現れているゼンディコンです。
ゼンディカーやワールドウェイクで登場した戦場に出たときの能力を持つ土地との
シナジーの広がりを見られるかもしれません。
鎌虎: ★★
この土地を生贄に捧げることで鎌虎のデメリットが緩和できるでしょう。
《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》 (2)(赤)
クリーチャー ― 人間・シャーマン (アンコモン)
速攻
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。狡猾な火花魔道士はそれに1点のダメージを与える。
0/1
感謝: ★★★
3マナのティムは構築では敬遠されがちですが、この環境ではクリーチャーに接死を与える装備品との絶大なシナジーが期待できます。
追い風が吹いている、といったところでしょうか。
鎌虎: ★★
たかが1点、しかし場合によっては鎌虎の戦闘をサポートできる存在になりうるかもしれません。
我々はその時を静かに待ちましょう。
《死鍛冶のシャーマン/Deathforge Shaman》 (4)(赤)
クリーチャー ― オーガ・シャーマン (アンコモン)
多重キッカー(赤)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(赤)を望む回数支払ってもよい。)
死鍛冶のシャーマンが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。死鍛冶のシャーマンはそれに、これがキッカーされている回数の2倍に等しい点数のダメージを与える。
4/3
感謝: ★
赤マナを費やしただけ増幅したダメージを与えられる恐ろしい能力を持っています。
わずか15マナでプレイヤーの命を奪うほどの威力…………
後の《Emrakul, the Aeons Torn/引き裂かれし永劫、エムラクール》に通じるところのあるカードですね。
鎌虎: ★
鎌虎との有力なシナジーは特にありません。
《竜使いののけ者/Dragonmaster Outcast》 (赤)
クリーチャー ― 人間・シャーマン (神話レア)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが6つ以上の土地をコントロールしている場合、飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
1/1
感謝: ★★★
多くの土地に感謝することによってドラゴンとの強い絆を得ているシャーマンです。
あなたもご存知の通りドラゴンは獰猛で狡猾な恐るべし捕食者です。
しかし聞くところによると、ある人間出身のプレインズウォーカーはドラゴンに魅了され、ドラゴンを崇拝し、ドラゴンを使役し、また自身もドラゴンに変身し、ドラゴンと身も心も一体となっているそうです。
このような人間(あるいはその他の種族)とドラゴンとの絆の例はいくつも存在しています。
ドラゴンが近しく感じられるようになる日もそう遠くはないのかもしれませんね。
鎌虎: ★
鎌虎との有力なシナジーは特にありません。
《ゴブリンの荒くれ乗り/Goblin Roughrider》 (2)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン・騎士 (コモン)
3/2
感謝: ★
エキスパンションにも時々現れるバニラ・クリーチャーですね。
彼の力はもっぱらリミテッドで発揮されるでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎と同じパワーとタフネスを持っていますが、おそらくは偶然の賜物でしょう。
《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher》 (4)(赤)
クリーチャー ― トカゲ (コモン)
グロータグの打つものが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
3/3
感謝: ★
トカゲはしばしば恐怖の象徴として描かれます。
このカードもまた、その1枚であるといえます。
鎌虎: ★★
その能力によって鎌虎が通る道を示すことができるでしょう。
《崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs》(3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー ― オーガ・戦士 (レア)
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャーが攻撃するたび、あなたが防御プレイヤーである場合、そのクリーチャーのコントローラーが(3)を支払わない限り、赤の3/3のオーガ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
5/4
感謝: ★★
赤には珍しい、防御に優れた能力を持っています。
配下のオーガたちは崖に居座るだけではなく、そのまま攻撃に転じることもできるのでこと戦闘においては非常に大きく厄介な存在となるでしょう。
鎌虎: ★★
鎌虎の道を塞いでしまう、脅威に値する存在です。
逆に彼と協力することができれば、心強いのですが……
《焼酸のドラゴン/Mordant Dragon》 (3)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン (レア)
飛行
(1)(赤):焼酸のドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
焼酸のドラゴンがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「焼酸のドラゴンはそのクリーチャーに同じ点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
5/5
感謝: ★★
プレイヤーにダメージを与えると同時にクリーチャーも燃やしてしまう、
まさに一石二鳥のクリーチャーです。
しかしスタンダード環境では飛行先制攻撃持ちの5/5やプロテクション(ドラゴン)を持った天使などが散見されるので厳しい戦いになるでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎は対象には取れませんが、あなた自身が甚大な被害を被るかもしれません。
《ゴブリンの王の探索/Quest for the Goblin Lord》 (赤)
エンチャント (アンコモン)
あなたのコントロール下でゴブリンが1つ戦場に出るたび、あなたはゴブリンの王の探索の上に探索カウンターを1個置いてもよい。
ゴブリンの王の探索の上に探索カウンターが5個以上置かれている限り、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
感謝: ★
感謝という概念はどこであっても存在します。
ゴブリンたちも無意識のうちにそれを感じていることでしょう。
鎌虎: ★
ゴブリンと鎌虎の絆はやはり興味深いのですが、実現はなかなか難しいかもしれません。
《跳ね返りの罠/Ricochet Trap》 (3)(赤)
インスタント ― 罠 (アンコモン)
このターン、いずれかの対戦相手が青の呪文を唱えていた場合、あなたは跳ね返りの罠のマナ・コストを支払うのではなく(赤)を支払ってもよい。
単一の対象を取る呪文1つを対象とし、その対象を変更する。
感謝: ★★
たった1マナで唱えられるかもしれない、《分流/Shunt》の流れを汲むカードです。
カウンターへの対策が必要な場合には投入されるかもしれません。
鎌虎: ★★
青の呪文によって打ち消されそうになった鎌虎を守ることができます。
打ち消し呪文は青のカードから鎌虎への数少ない解答です。
そのわずかな解答を打ち砕くことができたのなら……
きっと勝利はすぐ目の前まで見えてきていることでしょう。
《乱動する地形/Roiling Terrain》 (2)(赤)(赤)
ソーサリー (コモン)
土地1つを対象とし、それを破壊する。その後、乱動する地形はその土地のコントローラーに、そのプレイヤーの墓地にある土地カードの総数に等しい点数のダメージを与える。
怒りと悲しみ: ★
このカードは二重の痛みを与えます。
1つは土地の痛み。もう1つは命の痛みです。
この2つの深刻なダメージはプレイヤーを深い谷底に突き落とすには十分すぎるものといえるでしょう。
さらに悪いことに、痛みはこのカードによるものだけでは終わりません。
土地の崩壊は更なる苦難を呼び起こし、苦しみはさらに長きに渡ることでしょう。
そして2枚目、3枚目の乱動する地形を使われたとき……
命の終わりはすぐそこまで迫ってきているかもしれません。
鎌虎: ☆ (Very little)
完全に無防備な状態でこのカードを使われた場合、
精神に甚大なダメージを負う危険性があります。
ただちに投了するか、適切な対処をしてください。
(戦場の土地を増やす、墓地にある土地カードを除去するなど)
《轟く余震/Rumbling Aftershocks》 (4)(赤)
エンチャント (アンコモン)
あなたがキッカーされている呪文を唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「轟く余震はそれに、その呪文がキッカーされている回数に等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
感謝: ★
うまく使わなければダメージへの変換効率はあまりよくないといえます。
《彗星の嵐/Comet Storm》や《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》を使うことで効率の向上が図れるのではないでしょうか。
鎌虎: ★
キッカーと鎌虎の相性はあまりよくありません。
《焼尽の猛火/Searing Blaze》 (赤)(赤)
インスタント (コモン)
プレイヤー1人と、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。焼尽の猛火はそのプレイヤーに1点、そのクリーチャーに1点のダメージを与える。
上陸 ― このターン、土地があなたのコントロール下で戦場に出ている場合、代わりに焼尽の猛火はそのプレイヤーに3点、そのクリーチャーに3点のダメージを与える。
感謝: ★★★
クリーチャーとプレイヤーの両方に Lightning Bolt を放つことができる優良火力です。
もちろん、土地への感謝を忘れてはいけません。
鎌虎: ★
鎌虎を使いつつ赤のダブルシンボルも使うには少し工夫が必要ですね。
《走り回るトカゲ/Skitter of Lizards》 (赤)
クリーチャー ― トカゲ (コモン)
多重キッカー(1)(赤)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(赤)を望む回数支払ってもよい。)
速攻
走り回るトカゲは、それがキッカーされている1回につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
1/1
感謝: ★
成長するということ、それは未来へ向かって生きているということです。
すなわち、このトカゲは未来へと向かって走っているのです。
鎌虎: ★
その未来は鎌虎と共にあるのでしょうか……
《よだれ流しの虚身/Slavering Nulls》 (1)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン・ゾンビ (アンコモン)
よだれ流しの虚身がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたが沼をコントロールしている場合、あなたは「そのプレイヤーはカードを1枚捨てる」ことを選んでもよい。
2/1
感謝: ★★★
沼地に感謝することで2マナにしてスペクター能力を得ることができる優良クリーチャーです。
ゴブリン、或いはゾンビとのシナジーを利用することでさらに価値が高まるでしょう。
鎌虎: ★★
土地をサクリファイスするデメリットとの共存はリスクを伴いますが
鎌虎と同時にプレッシャーを与え続けることで強烈なマインドアドバンテージを
稼ぐことができるかもしれません。
《石の偶像の罠/Stone Idol Trap》 (5)(赤)
インスタント ― 罠 (レア)
石の偶像の罠を唱えるためのコストは、攻撃クリーチャー1体につき(1)少なくなる。
トランプルを持つ無色の6/12の構築物アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。あなたの次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
感謝: ★
相手の攻撃クリーチャーを返り討ちにすると同時に、次のアタックで相手を襲う。
まさに一石二鳥のスーパートラップです。
しかし使うタイミングが難しいカードですね……
鎌虎: ★
基本のコストが重いとはいえ鎌虎を倒せる可能性を十分に含んでいます。
攻撃する際には注意が必要ですね。
《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》 (3)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン・工匠・同盟者 (アンコモン)
タクタクの潰し屋か他の同盟者があなたのコントロール下で戦場に出るたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。これによりそのアーティファクトが墓地に置かれる場合、タクタクの潰し屋はそのアーティファクトのコントローラーに、あなたがコントロールする同盟者の総数に等しい点数のダメージを与える。
2/2
感謝: ★★
単体でもアーティファクトを除去するという有益な能力を発揮することができ、
そしてチームを組むことでさらにダメージが高まるという
強力な特性を持っている同盟者です。
次期ブロック(Scar of Mirrodin)次第で大きく化けるかもしれませんね。
鎌虎: ★
鎌虎が進むべき道に立ちはだかるアーティファクト・クリーチャーなどを
破壊できるかもしれませんね。
次回のレビューはScar of Mirrodinのアーティファクトです!
お楽しみに!
虎になったジョッジュ 第3話
2010年3月29日 虎ジョ「珍しいな」
最初に聞こえたのは自分自身の声でした。
「父さんのことを夢に見るなんて」
最初に目に映ったのは、もうすっかり見慣れてしまった天井でした。
この木造で安っぽいつくりの建物をジョッジュは少しだけ気に入り始めていました。
しかし、ジョッジュの心は今この時に限ってはこの仮住まいではなく、
失われてしまった夢の世界に向けられていました。
ジョッジュはまぶたを閉じました。
もう一度だけあの光景を取り戻そうと、意識を現実から遠ざけ、沈ませていきました。
闇の中に記憶の断片が浮かびます。
モーリーが先ほどまでと変わらない穏やかな顔で現れ、微笑みかけました。
「父さんは……」
次に聞こえてきたのは、宿舎の外から鳴り響いた轟音でした。
巨大な生き物がぶつかり合い、魔法使いが叫び声を上げました。
小さな独り言はかき消され、ジョッジュは気を損ねてベッドから跳ね起きました。
(ここに来てどれほど経っただろうか……
毎日毎日、こればっかりだ)
この次元ではプレインズウォーカーたちによる戦いが終わることなく繰り返されていました。
それは他の次元で見られるような命のやり取りではなく一種のスポーツのようなもので、使役できる呪文の種類に制限を設けるルールもありました。
ジョッジュが窓の外を覗くと、そこにはいつもと変わらない平和な街がありました。
戦いは思ったよりずっと遠くで行われているようでした。
(鎌虎……ゼンディカーの野生動物だ。
被覆に分類される力を持ち、比較的少ない量の緑のマナで召喚できるため
魔法使い同士の戦いでは重宝することがある……
そんなことは知っている。そんなことが知りたいわけじゃない。
僕は納得のいく答えが知りたい。
父さんがあれほどまでに執着していた……その理由を。)
この次元には鎌虎を従えた魔法使いは何人もいました。
しかしそのいずれもが常勝のプレインズウォーカーというわけではありませんでした。
(初めは、鎌虎が非常に強力な……最強のクリーチャーだからではないかと考えた。
僕がここに来た日、鎌虎を従えた魔法使いが次々と他のプレイヤーを倒しているのを見てその仮説が合っていたのだと喜んだ。
…………ぬか喜びだった。
鎌虎を使っていて負けた人も大勢いた。)
身支度を整えると、ジョッジュは一際大きな音の響く方角へ向かって歩き始めました。
不自然なまでに優しい光が人工の空を照らしていました。
街は魔力を必要としない高度な機械によって綺麗にされていました。
ジョッジュは木造の宿舎を改めて少し憎らしく思うと、溜息をつきました。
Worldwake: 白編
2010年3月28日みなさんごきげんよう、ジョッジュです。
前回のWorldwake:緑編はいかがだったでしょうか?
今回は緑編の2項目の5段階評価に加え、各カードごとに詳しい解説を追加しました。
それでは、さらに深いWorldwakeの白の世界を体験していきましょう!
Worldwakeカードレビュー: 白編
感謝: 構築環境においてそのカードにどれだけ感謝できるのかを
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 感謝できる。
★★(2つ): より深く感謝できる。
★★★(3つ): 全身から感謝が溢れ出す。
★★★★(4つ): 感謝の極みに達する。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
鎌虎: 《鎌虎/Scythe Tiger》とのスピリチュアル・シナジー(精神的融和相乗性)を
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 鎌虎と出会う。
★★(2つ): 鎌虎の理解を得る。
★★★(3つ): 鎌虎と喜び合う。
★★★★(4つ): 心に染み渡る晴れやかな光、そして命を見つける。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
《忠告の天使/Admonition Angel》 (3)(白)(白)(白)
クリーチャー ― 天使 (神話レア)
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは忠告の天使以外の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放してもよい。
忠告の天使が戦場を離れたとき、これにより追放されたすべてのカードをそれらのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
6/6
感謝: ★★★
忘却の輪にも似た能力を持つ天使です。
「忘れる」ということはとても恐ろしいことのように思えるかもしれません。
あなたの運命を揺るがすほどの大きな出会いもやがては忘れ去られてしまいます。
しかしこの天使が示している通り、忘れられた出会いもいつかは必ず取り戻すことができるのです。
鎌虎: ★
鎌虎は過去の行いを決して忘れはしないでしょう。
解説:
白という色は潔癖にもたとえられます。
あなたは潔癖であるあまり、相容れぬ隣人を否定しているかもしれません。
それでも感謝を忘れてはいけません。
なぜならすべての行いはあなた自身の元へ帰ってくるからです。
《天頂の鷹/Apex Hawks》 (2)(白)
クリーチャー ― 鳥 (コモン)
多重キッカー(1)(白)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(白)を望む回数支払ってもよい。)
飛行
天頂の鷹はそれがキッカーされている1回につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
2/2
感謝: ★
繰り返し感謝することでその度に更なる力を得るクリーチャーです。
飛行を持っているのでその力を発揮するのもたやすいことでしょう。
鎌虎: ★
土地を減らして力を得る鎌虎と多重キッカーの相性はあまりよくありません。
解説:
「報い」という概念があります。
よいことをすればその分だけよいことが返ってくる。
また、悪いことをすればその分だけ悪いことが返ってくる、ということです。
《解放の執政官/Archon of Redemption》 (3)(白)(白)
クリーチャー ― 執政官 (レア)
飛行
解放の執政官か他の飛行を持つクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそのクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを得てもよい。
3/4
感謝: ★
力はやがて、真実の意味での強さに変わります。
そして、力は集えば集うほど大きな強さになっていくのです。
鎌虎: ★★
3点のライフを多いと見るか少ないと見るか…… それはあなた次第です。
解説:
正しい指導者の下には自ずと多くの人が集まり、また多くの力を得ます。
しかし、だからと言って必ずしも、多くの人を集めている指導者が正しいとは限りません。
彼らは皆、等しく報いを受けるでしょう。
《戦いのハルダ/Battle Hurda》 (4)(白)
クリーチャー ― 巨人 (コモン)
先制攻撃
3/3
感謝: ★
戦闘だけでなく、すべての物事において速さというのは非常に重要です。
とはいえ、考えを捨ててしまってもいいというわけではありません。
鎌虎: ★
先制攻撃を持っているので鎌虎メタとしての採用が考えられます。
このような関連性もまた、スピリチュアルシナジーと言えます。
解説:
大きなものはひときわ周囲の目を惹きます。
それもまた、1つの力といえるでしょう。
《巣立つグリフィン/Fledgling Griffin》 (1)(白)
クリーチャー ― グリフィン (コモン)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、巣立つグリフィンはターン終了時まで飛行を得る。
2/2
感謝: ★
土地に感謝を捧げ、羽の生え揃ったグリフィンが巣立ちのときを迎えました。
その旅立ちを力強く応援するとともに、我々もまた感謝を捧げましょう。
鎌虎: ★★
土地を利用した高速デッキで鎌虎とともに攻撃役として活躍するかもしれませんね。
解説:
では、力なきものはどうでしょう。
力なきものは周囲のものに助けられ、あるいは自ら成長し、力を得ます。
あなたならどうしますか?
そう、周囲のもの、そして自らを育んだすべてのものに感謝をするのです。
《護衛のゼンディコン/Guardian Zendikon 》 (2)(白)
エンチャント ― オーラ (コモン)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は、土地でもある、防衛を持つ白の2/6の壁クリーチャーである。
エンチャントされている土地が墓地に置かれるたび、そのカードをオーナーの手札に戻す。
感謝: ★
守るという行為は多くの感謝を生み出します。
多くの感謝はさらに多くの感謝を生み、感謝の輪をつくりだすのです。
鎌虎: ★★
鎌虎はその能力によって、この敬うべき土地を壊してしまいます。
だからこそ今、精一杯の感謝を捧げるときといえるでしょう。
解説:
あなたを助け、あるいはあなたの自らの成長を見守るものがいたとします。
あなたはそのものに対して言葉では言い表せないほどの気持ちを抱くでしょう。
それはおそらく穏やかな風や晴れ渡る光によく似ています。
《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》 (白)
クリーチャー ― 人間・兵士・同盟者 (アンコモン)
ハーダの自由刃か他の同盟者があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはハーダの自由刃の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
0/1
感謝: ★★★
同盟者はようやく1マナのクリーチャーを手にしました。
彼は祝福のままに受け入れられることでしょう。
鎌虎: ★
あえてこのカードを使うことで思いがけぬ活路が開けることもあるでしょう。
解説:
あなたがその中でもっとも感謝すべきなのは、あなたの前に立ってくれるものです。
そのものはあなたを守り、あなたを助け、あなたに助けられているのです。
《イオナの裁き/Iona’s Judgment》 (4)(白)
ソーサリー (コモン)
クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それを追放する。
感謝: ★
別れを告げなければならないときは確かにやってきます。
その時に備えるのもまたあなたの務めといえるでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎は被覆を持っているので平気です。
解説:
あなたがもし感謝を忘れていたならば、いつの日か裁きが下されることでしょう。
あなたを裁くのは他のなにものでもない、あなた自身です。
《兵員への参加/Join the Ranks》 (3)(白)
インスタント (コモン)
白の1/1の兵士・同盟者・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
感謝: ★★
あなたと誰かの繋がりはさらなる他の誰かとの繋がりを呼びます。
そして同盟者たちはその能力によってもっと深い領域へと達するのです。
鎌虎: ★
鎌虎と相打ちを取るのにも最適なカードです。
解説:
あなたがもし感謝を忘れていなかったなら、あなたの元に救いがやってくるでしょう。
あなた自身の行いがやがてはあなたを救うのです。
《帆凧の弟子/Kitesail Apprentice》 (白)
クリーチャー ― コー・兵士 (コモン)
帆凧の弟子が装備しているかぎり、それは+1/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。
1/1
感謝: ★★
武器は時に人を傷つけ、殺します。
しかし鎌は収穫の象徴であり、人々に幸福と繁栄をもたらしました。
あなたが武器をどのように扱うのか、それが重要なのです。
鎌虎: ★
装備さえしてしまえば鎌虎に匹敵する性能を持つ、非常に将来性のあるクリーチャーです。
解説:
あなたが普段、何気なく使っている道具があります。
あなたはそれらの道具への感謝も忘れてはいけません。
物にも魂は宿ります。
そして共に感謝の念を抱くのです。
《コーの火歩き/Kor Firewalker》 (白)(白)
クリーチャー ― コー・兵士 (アンコモン)
プロテクション(赤)
いずれかのプレイヤーが赤の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
2/2
感謝: ★★★★
火は日常に潜む最も大きな脅威の1つです。
彼はその脅威からあなたを守ってくれる、とても頼もしい存在です。
では、彼はどのようにして火を克服したのでしょうか。
火は多くのものたちにとっては災害であり、避けなければならないものです。
しかし彼は火を受け入れました。
彼にとっては火は友人であり、とても近しいものなのです。
火を恐れず、感謝を捧げることで彼は火に近づきました。
文字通り、身を焦がすほどの努力がそれを可能にしたのです。
※注意:危険ですのでみなさんは決して真似をしないでください。
鎌虎: ★★★
鎌虎の死角であるあなたへの火力の被害を減らすことによってシナジーが発生しています。
これはとても喜ばしいことですね。
解説:
火や風にも魂に相当するものがあります。
それは精霊であったり、化身であったりします。
あなたは彼らにも敬意を払い、感謝しなければなりません。
《エメリアの光守り/Lightkeeper of Emeria》 (3)(白)
クリーチャー ― 天使 (アンコモン)
多重キッカー(白)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(白)を望む回数支払ってもよい。)
飛行
エメリアの光守りが戦場に出たとき、それがキッカーされている1回につきあなたは2点のライフを得る。
2/4
感謝: ★
繰り返し感謝を捧げることで新しい命を得るクリーチャーです。
白マナを出してくれたの土地に、キッカーを支払わせてくれたエメリアの光守りに、
そしてそのような場を提供してくれた対戦相手に感謝しましょう。
鎌虎: ★
土地を減らしてしまう鎌虎とは相容れないものがあるかもしれません。
解説:
もちろん、命あるものへの感謝も怠ってはなりません。
あなたの周りには命が溢れています。
あなたの過去も、未来もすべては命あるものが形作っているのです。
《壌土のライオン/Loam Lion》 (白)
クリーチャー ― 猫 (アンコモン)
壌土のライオンはあなたが森をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける。
1/1
感謝: ★★★
ライオンは草原に住む動物として知られています。
ゼンディカーではどうでしょう。
このライオンは密林に適応し、かつてのラバイアの猿人と同等の力を身につけました。
鎌虎: ★★★
鎌虎とは似て非なる力を持ったクリーチャーです。
森の数を保つプレイングによって共闘することができるでしょう。
解説:
森は1つの命にもたとえられます。
生き物の体が多くの細胞の集まりによって形作られているように
森もまたさまざまな命によって形作られているのです。
《湿地を縫う者/Marsh Threader》 (1)(白)
クリーチャー ― コー・スカウト (コモン)
沼渡り
2/1
感謝: ★
潔白でありながら沼地へ自ら足を踏み入れるものがいます。
彼の心は並外れた勇気と絶えない向上心に満ちていることでしょう。
鎌虎: ★★
鎌虎よりも深く黒の真理へ入っていくことができるため、重宝することがあるでしょう。
解説:
不浄と思われている場所であっても多数の生き物が生活をしています。
どんな場所にも命が溢れ、その輝きを見せているのです。
《司令官の頌歌/Marshal’s Anthem》 (2)(白)(白)
エンチャント (レア)
多重キッカー(1)(白)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(白)を望む回数支払ってもよい。)
あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
司令官の頌歌が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大X枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。Xは司令官の頌歌がキッカーされている回数である。
感謝: ★★★
近年では珍しくなった汎用的な白のリアニメイト呪文です。
ここ数年の白のリアニメイトの特徴である複数体の復活が可能であり、
さらにはM10で落ちてしまった栄光の頌歌の要素もを取り入れています。
白という色の流れをうまく掴んだカードですね。
鎌虎: ★★
鎌虎をリアニメイトしたり、その修整の恩恵を受けたりすることができます。
解説:
命に終わりはありません。
命は際限なく広がりを見せ、何度でも蘇ります。
あなたはすべてのものに感謝を捧げ、祈ることで新たな命の光を見つけ、やがては命の喜びに辿り着きます。
《境界線の隊長/Perimeter Captain》 (白)
クリーチャー ― 人間・兵士 (アンコモン)
防衛
あなたがコントロールする防衛を持つクリーチャーがブロックするたび、あなたは2点のライフを得てもよい。
0/4
感謝: ★★★
相手に一歩も道を譲らないという力強い信念を感じるカードです。
彼の指示のもとに壁を建造することができたなら、きっと大きな安心を得ることができるでしょう。
鎌虎: ★
同じ1マナでありながら鎌虎をがっちりとガードする非常におそろしいブロッカーです。
解説:
喜びは生きるもの活力となり、新たな鼓動を生じさせます。
今を生きるものの喜びは明日を生きるものの鼓動へと繋がっていくのです。
《屈折の罠/Refraction Trap》 (3)(白)
インスタント ― 罠 (アンコモン)
このターン、いずれかの対戦相手が赤のインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えていた場合、あなたは屈折の罠のマナ・コストを支払うのではなく(白)を支払ってもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源1つから、あなたかあなたがコントロールするパーマネント(それらの組み合わせでもよい)に与えられる次のダメージを3点軽減する。これによりダメージが軽減された場合、屈折の罠は同じ点数のダメージをそれに与える。
感謝: ★★
火の脅威に対する答えは1つではありません。
火から身を守るだけではなく、火を放つものへ報復するという道を選ぶこともできるのです。
鎌虎: ★
相手の鎌虎からのダメージを跳ね返すことが出来るかもしれません。
解説:
しかし、鼓動は喜びから生まれるとは限りません。
例えば我々が害あるものを目の前にしたとき、そこに立ち向かう意思が生まれます。
《疲弊の休息/Rest for the Weary》 (1)(白)
インスタント (コモン)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを得る。
上陸 ― このターン、土地があなたのコントロール下で戦場に出ている場合、代わりにそのプレイヤーは8点のライフを得る。
感謝: ★★
これまでのゲームであなたは2マナの呪文から何点のダメージを受けたことがあるでしょうか。
このカードはあなたにそのダメージ量に匹敵するほどの癒しをもたらします。
もちろん休むだけでは戦いに勝つことはできませんが、時には休息も必要ということです。
鎌虎: ★
命あるものは皆、等しく休息を必要とします。
鎌虎の戦いにもいずれは休息が訪れるということです。
解説:
眠っている間にも新たな鼓動は生まれ続けます。
あなたが気づいていない間にも鼓動は大地を通して次の生命へとしっかりと伝わっています。
《廃墟の幽霊/Ruin Ghost》 (1)(白)
クリーチャー — スピリット (アンコモン)
(白), (T):あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それを追放する。その後、それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
1/1
感謝: ★
土地の力を何度でも呼び戻すことができる幽霊です。
死したものたちでも命の輝きに近づき、生かすこともできるのです。
鎌虎: ★
悲しいことですが、鎌虎は土地の命を絶ってしまいます。
解説:
そうして繰り返される鼓動は幾重にも重なり、目に見えぬ大きな力となります。
その力は目には映らなくとも、確かに感じることができます。
それは風と呼ばれる力です。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 (1)(白)
クリーチャー ― コー・工匠 (レア)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
(1)(白), (T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
1/2
感謝: ★★★★
過去、現在、未来・・・
そのすべてに現れる、あらゆる装備品との繋がりを持つ大いなる存在です。
1つ1つの繋がりは弱々しい糸。
しかし、集まった糸は編み込まれることで逞しい生地となります。
そして生地の重なりはより強く、何者にも破れぬ頑強な絆へと昇華されます。
その輝きこそが無限のシナジーに達するのです。
鎌虎: ★
鎌虎は自らの鎌を持っているため、装備を必要としません。
解説:
無数に漂い、様々な表情を見せる風・・・
あなたが風を感じることができたのなら、
その1つ1つが違う意味を持っていることに気づくでしょう。
強い風もあれば、弱い風もあります。
それは単なる強弱ではなく、意味のあるゆらぎです。
風のゆらぎは、繰り返す波であるとも言えます。
《城壁の聖騎士/Talus Paladin》 (3)(白)
クリーチャー ― 人間・騎士・同盟者 (レア)
城壁の聖騎士か他の同盟者があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは「あなたがコントロールする同盟者はターン終了時まで絆魂を得る」ことを選んでもよく、あなたは城壁の聖騎士の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
2/3
感謝: ★★
同盟者たちは命の輝きに喜び、更なる働きを見せるでしょう。
皆が彼に感謝の念を抱きます。
同時に、彼も皆の感謝に答えます。
鎌虎: ★
素早く処理できなければ鎌虎がプレイヤーに与えたダメージを元に戻されてしまう可能性があります。
解説:
風は目に見えぬ繋がりであり、シナジーであります。
すべてのものはその鼓動から風を発し、また風を全身で受け止めています。
あなたは吹き付ける風の中に、なにかを見ることがでしょう。
それは目に見える波・・・すなわち光です。
《永遠の土/Terra Eternal》 (2)(白)
エンチャント (レア)
すべての土地は破壊されない。
感謝: ★★
大地はどこまでも続き、終わるところを知りません。
これも1つの無限であると言えます。
鎌虎: ★★★
土地を守ることは未来の鎌虎を守ることに繋がるでしょう。
我々は明日を見つめることで
解説:
あなたは光の道に辿り着きました。
もうわかっていますね。
すべての他者が、そして大地が、絶えずあなたを支えています。
闇に包まれるか光を迎えるかはあなた自身の行いによって決まったのです。
そしてたゆまぬ感謝をし続け、無限に修行を重ねることで
我々はより高い道へと昇って行くことでしょう。
《古参兵の反応/Veteran’s Reflexes》 (白)
インスタント (コモン)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。そのクリーチャーをアンタップする。
感謝: ★
「気づく」ということは目覚めによく似ています。
それが大きな分岐点になることもあるでしょう。
鎌虎: ★
小さなクリーチャーでも鎌虎を倒せるようになるかもしれませんね。
解説:
思い出してみてください。
あなたはどうやってこの道を見つけたのでしょうか。
最初に気づいた時、あなたには他者の助けがありました。
次の道は、あなたが他者を助けることです。
今回のレビューでは清らかな風を感じられましたね。
次回は、赤をレビューしたいと思います。
虎になったジョッジュ 第2話
2010年1月29日 虎ジョ「……ねえ、ダディ」
「ジョッジュ、眠れないのか?」
夜も更けた頃。子供部屋を見回りに来た父親にふいに声をかけたのはジョッジュでした。
「うん。 ……1つだけ、聞きたいことがあるんだ。いい?」
モーリーは息子との目線が近くなるように、かがんだ姿勢を取りベッドに両ひじをかけました。
「もちろん。何が聞きたいんだい?」
父親の穏やかな表情を前に、ジョッジュは少しだけ後ろめたいような気持ちに包まれました。
それでも、もう後には引けないのだと自分自身に言い聞かせ、モーリーに問いかけました。
「カマトラって…… 何?」
一瞬、モーリーが険しい顔を見せました。そして溜息をつきました。
「しょうがない奴だ…… 一体、そんな言葉をどこで覚えてきたんだ?」
ジョッジュは口元を潜り込ませ、両手の指先と顔の半分だけをベッドから覗かせました。
そして顔色を伺うようにじいっとモーリーを見つめましたが、
モーリーが返す視線に耐え切れなくなると、すぐに目を逸らしました。
「やれやれ、困ったもんだな」
もう一度、溜息をつくと、モーリーは再び穏やかな顔を見せました。
「いいよ、教えてあげよう。特別にだぞ」
その言葉を聞くと、ジョッジュはまだ口元を隠したまま、目を輝かせました。
「鎌虎はな、とても大きな虎だ」
「……虎?」
ジョッジュがわずかに口を開きました。
「そうだ、虎という生き物がいる。とても大きな猫だ」
「……うん、知ってる」
「その虎よりももっともっと大きな虎が、鎌虎だ。
しかも、その両手には普通の虎にはない2本の大きな鎌を持っている。
鎌虎はこの鎌で2つのものを刈り取るんだ」
「1つは、土地の命だ」
「土地の……命? どういうこと?」
「ジョッジュ。おまえは今、土地の上にいる。大地と言い換えてもいい。
おまえが生きているのと同じように、この大地も生きている。土地は生き物と一緒なんだ」
「……よくわからないよ」
「草も木も、そして花もみんな地面から生えているだろう?
それは土地が生きているからなんだ。
すべての生き物は土地に生かされている。土地にはそういう力がある。
だが土地が死ぬと、草も木も、花もみんな枯れて死んでしまう。
これが、土地が生きているということだ」
「…………わからないよ」
「鎌虎はその一部…… ほんのちょっとの部分を刈り取る。
ほんのちょっとだ。心配する必要はない。
そして、次に2つ目だ」
「ねぇ、怖いよ…… ねぇ、ダディ……」
「2つ目だ」
「嫌だよ…… もうやめようよ! ダディ!」
「鎌虎は、生き物の命を刈り取る」
「うう…… ダディ……」
「殺すということだ」
「ジョッジュ。おまえは牛の肉を食べる。サラダも食べる。
お菓子だって元を辿れば、材料は全部生き物の命だ。おまえはそれを食べている。
それと同じことだ。
鎌虎はおまえと同じことをしているだけなんだ」
「怖いよ…… 嫌だよ……」
「恐れることはない。鎌虎は我々と共にある。
感謝の気持ちを忘れるな」
「嫌だ! そんなのわからないよ!」
「……今日はもうおやすみ、ジョッジュ。
いずれわかる日が来る。その時になったらまた話をしよう」
「………………」
モーリーは嫌がるジョッジュの頭をくしゃくしゃと撫でると、
もう一度おやすみと言ってドアをそっと閉めました。
Worldwake: 緑編
2010年1月28日※ネタバレ注意
このブログには新エキスパンション:Worldwakeに関するスポイラーが含まれています。
ジョッジュです。
ゼンディカー・ブロック第2エキスパンション:ワールドウェイクの世界へようこそ。
「スタンダードは2月からが本番」、「大型セットは甘え」、そして「ブロックの2番目のセットは強い」というジョッジュの格言にもある通り、この時期のセットは環境に大きな影響を与えることが多く、大変期待が持てます。
《滅び/Damnation》や《苦花/Bitterblossom》を超えるカードは現れるのでしょうか。
それでは早速、カードレビューを始めましょう。
Worldwakeカードレビュー: 緑編
感謝: 構築環境においてそのカードにどれだけ感謝できるのかを
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 感謝できる。
★★(2つ): より深く感謝できる。
★★★(3つ): 全身から感謝が溢れ出す。
★★★★(4つ): 感謝の極みに達する。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
鎌虎: 《鎌虎/Scythe Tiger》とのスピリチュアル・シナジー(精神的融和相乗性)を
★~★★★★★の5段階評価で表した値。
★(1つ): 鎌虎と出会う。
★★(2つ): 鎌虎の理解を得る。
★★★(3つ): 鎌虎と喜び合う。
★★★★(4つ): 目に見えぬ風、そして光を見つける。
★★★★★(5つ): 新たなる夜明け(旅立ちの朝)を迎える。
Arbor Elf {G}
Creature - Elf Druid (Common)
{T}: Untap target Forest.
1/1
感謝: ★★★
デュアルランドやギルドランド、または《楽園の拡散/Utopia Sprawl》等を感謝することによって《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を超えるクリーチャー。
溢れるマナが新たな感謝の気持ちを呼ぶことになるでしょう。
鎌虎: ★★★
サクリファイスした土地の損失を補うことができる強力な能力です。
Avenger of Zendikar 5{G}{G}
Creature - Elemental (Mythic Rare)
When Avenger of Zendikar enters the battlefield, put a 0/1 green Plant creature token onto the battlefield for each land you control.
Landfall - Whenever a land enters the battlefield under your control, you may put a +1/+1 counter on each Plant creature you control.
5/5
感謝: ★★★
ゼンディカーの土地の恵みがトークンに変わる、まるでさなぎが蝶に羽化する瞬間のような喜びを得られるカードです。
鎌虎: ★
土地を伸ばす都合上、鎌虎との共闘は大変危険な行為です。
Bestial Menace 3{G}{G}
Sorcery (Uncommon)
Put a 1/1 green Snake creature token, a 2/2 green Wolf creature token, and a 3/3 green Elephant creature token onto the battlefield.
感謝: ★★
異なる種に生を受けても共に歩むことができる、そんな生命の素晴らしさを感じることができる1枚。
非常に緑らしいカードです。
鎌虎: ★★
蛇、狼、象に虎が加われば向かうところ敵なしでしょう。
Canopy Cover 1{G}
Enchantment - Aura (Uncommon)
Enchant creature
Enchanted creature can’t be blocked except by creatures with flying and/or reach.
Enchanted creature can’t be the target of spells or abilities your opponents control.
感謝: ★
何かとストレスの多い現代社会。
森林浴で身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
鎌虎: ★
鎌虎にエンチャントするのは難しいでしょう。
Explore 1{G}
Sorcery (Common)
You may play an additional land this turn.
Draw a card.
感謝: ★★★
緑のマナ加速からの新たなアプローチですね。
1ドローがついているので常に感謝できます。
鎌虎: ★★★
鎌虎のデメリットを補える可能性が高い良カードです。
Feral Contest 3{G}
Sorcery (Common)
Put a +1/+1 counter on target creature you control. Another target creature must block it this turn if able.
感謝: ★
指定した相手のクリーチャーは涙を流すでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎デッキでの運用は難しいかと思われます。
Gnarlid Pack 1{G}
Creature - Beast (Common)
Multikicker 1{G} (You may pay an additional 1{G} any number of times as you cast this spell.)
Gnarlid Pack enters the battlefield with a +1/+1 counter on it for each time it was kicked.
2/2
感謝: ★
過剰なマナを余すことなく使うことができる、鎌虎に通じるところのあるカードです。
鎌虎を倒すためには6マナを支払わなければならないため、使いこなすには高度なテクニックが必要です。
鎌虎: ★
鎌虎と役割がやや被っているので好みが分かれるところでしょうか。
Grappler Spider 1{G}
Creature - Spider (Common)
Reach
2/1
感謝: ★
《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer》に深く感謝をしてからこのカードを使うべきでしょう。
鎌虎: ★★
鎌虎の手が届かない対空戦で活躍してくれる可能性があります。
Graypelt Hunter 3{G}
Creature - Human Warrior Ally (Common)
Trample
Whenever Graypelt Hunter or another Ally enters the battlefield under your control, you may put a +1/+1 counter on Graypelt Hunter.
2/2
感謝: ★
成長したパワーを存分に活用することができるトランプルを持っていますが、基本サイズが緑にしては小さめなので愛でるように育てるとよいでしょう。
鎌虎: ★
同盟者と鎌虎は極力混ぜないほうがよいでしょう。
Groundswell {G}
Instant (Common)
Target creature gets +2/+2 until end of turn.
Landfall - If you had a land enter the battlefield under your control this turn, that creature gets +4/+4 until end of turn instead.
感謝: ★★★
フェッチランドと組み合わせることでインスタントタイミングで素早く+4/+4。
《古きクローサの力/Might of Old Krosa》並みのサイジング能力を発揮します。
構築で出会うのが楽しみなカードですね。
鎌虎: ★
鎌虎を対象に唱えることはできません。
Harabaz Druid 1{G}
Creature - Human Druid Ally (Rare)
{T}: Add X mana of any one color to your mana pool, where X is the number of Allies you control.
0/1
感謝: ★★
同盟者のインフラを支える貴重なマナ・クリーチャーです。
みな大粒の涙を流して彼女を迎え入れるでしょう。
鎌虎: ★
いくらマナが出ても1マナの鎌虎には関係ありません。
Joraga Warcaller {G}
Creature - Elf Warrior (Rare)
Multikicker 1{G} (You may pay an additional 1{G} any number of times as you cast this spell.)
Joraga Warcaller enters the battlefield with a +1/+1 counter on it for each time it was kicked.
Other Elf creatures you control get +1/+1 for each +1/+1 counter on Joraga Warcaller.
1/1
感謝: ★★★
マナを無駄なく使い、感謝をすべてのエルフで分かち合う。
緑の象徴のようなクリーチャーです。
構築する楽しみがまた増えますね。
鎌虎: ★
残念ながら、鎌虎はエルフではありません。
Leatherback Baloth {G}{G}{G}
Creature - Beast (Uncommon)
4/5
感謝: ★★★
サイズが大きいということは戦闘において信頼できるということに直結します。
鎌虎: ★★
相手の鎌虎を押さえ込むのに有効なカードです。
Nature’s Claim {G}
Instant (Common)
Destroy target artifact or enchantment. Its controller gains 4 life.
感謝: ★★★
鎌虎と同じ1マナでありながら、アーティファクトとエンチャントの両方を供養することができる優れたカードです。
供養されたアーティファクトやエンチャントもきっと報われていることでしょう。
鎌虎: ★★★
少ない土地で的確に鎌虎にとっての障害を取り除くことができます。
Omnath, Locus of Mana 2{G}
Legendary Creature - Elemental (Mythic Rare)
Green mana doesn’t empty from your mana pool as phases and steps end.
Omnath, Locus of Mana gets +1/+1 for each green mana in your mana pool.
1/1
感謝: ★★
普段使い捨てにされている余ったマナを潤し、再利用することで新たな生命の可能性を模索する……
私たちは今こそ、限りある資源の大切さを見直してみるべきなのかもしれません。
鎌虎: ★★★★
この運命的な出会いは永久に語り継がれることでしょう。
Quest for Renewal 1{G}
Enchantment (Uncommon)
Whenever a creature under your control taps, you may put a quest counter on Quest for Renewal.
As long as Quest for Renewal has four or more quest counters on it, untap all creatures you control during each other player’s
untap step.
感謝: ★
パーマネントをアンタップすることは目覚めにも例えられます。
忙しなく過ぎる日常の中であっても、声に耳を傾ける時間は必要と言えるでしょう。
鎌虎: ★★
鎌虎で攻撃を行うことはカウンターを溜めることに繋がります。
Slingbow Trap 3{G}
Instant - Trap (Uncommon)
If a black creature with flying is attacking, you may pay {G} rather than pay Slingbow Trap’s mana cost.
Destroy target attacking creature with flying.
感謝: ★
罠はいたるところに潜んでいます。
翼を持つ生き物たちも例外ではないということです。
鎌虎: ★★
鎌虎の天敵である飛行クリーチャーを打ち落とすことができる、頼もしいカードです。
Snapping Creeper 2{G}
Creature - Plant (Common)
Landfall - Whenever a land enters the battlefield under your control, Snapping Creeper gains vigilance until end of turn.
2/3
感謝: ★
警戒は緊張とも言い換えられます。
常に気を目いっぱいに張るのではなく、時には安らぎも必要ということを暗示しています。
鎌虎: ★
このクリーチャーが鎌虎と戦闘すると、共に滅びてしまいます。
これはとても悲しいことですが、今日の滅びは明日の再生へと続いていくのです。
Strength of the Tajuru {X}{G}{G}
Instant (Rare)
Multikicker 1(You may pay an additional 1 any number of times as you cast this spell.)
Choose target creature, then choose another target creature for each time Strength of the Tajuru was kicked. Put X +1/+1 counters on each of them.
感謝: ★
多くの、必要なだけのクリーチャーにより一層の成長を与えることができるカードです。
肉体の強さは精神の強さ、そして絆の強さに繋がるでしょう。
鎌虎: ★
鎌虎は対象に取れないので彼らの成長を見守るだけです。
Summit Apes 3{G}
Creature - Ape (Uncommon)
As long as you control a Mountain Summit Apes can’t be blocked except by two or more creatures.
5/2
感謝: ★
対応する基本土地に感謝の意を示すことで、その恩恵を得られるサイクルですね。
過去、赤にはこのような能力を持ったクリーチャーが数多くいました。
その力が今、土地に捧げた祈りを通じて、緑に宿ったのです。
鎌虎: ★★
密林の猿人とサバンナ・ライオンの関係にも見られるように、猿と猫は古来より深い関連性を持っていると言えます。
Terastodon 6{G}{G}
Creature - Elephant (Rare)
When Terastodon enters the battlefield, destroy up to three target noncreature permanents. For each permanent put into a graveyard this way, it’s controller puts a 3/3 green Elephant creature token onto the battlefield.
9/9
感謝: ★★★
象、象、象、象…… 戦場に溢れかえる象たちの心の叫びが聞こえます。
「ありがとう……」「ありがとう……」「ありがとう……」「ありがとう……」
鎌虎: ★
もちろん、鎌虎への感謝も怠ってはいけません。
Vastwood Animist 2{G}
Creature - Elf Shaman Ally (Uncommon)
{T}: Target land becomes a X/X Elemental creature until end of turn, where X is the number of Allies you control. It’s still a land.
1/1
感謝: ★
相手の土地を焼いてしまうのがいいでしょう。
また、十分な数の同盟者がいれば強力無比な力を得ることができます。
鎌虎: ★
土地をクリーチャーに変える能力はどこか鎌虎に似ている気がしますね。
Vastwood Zendikon 4{G}
Enchantment - Aura (Common)
Enchant land
Enchanted land is a 6/4 green Elemental creature. It’s still a land.
When enchanted land is put into a graveyard, return that card to its owner’s hand.
感謝: ★
神河の源獣サイクルを思い出させるサイクルです。
源獣が自身を手札に戻したのに対し、ゼンディコンは土地を手札に戻します。
いわば、他者に感謝するということです。
鎌虎: ★★
この土地を生贄に捧げることで、鎌虎のデメリットを軽減することができます。
Wolfbriar Elemental 2{G}{G}
Creature - Elemental (Rare)
Multikicker {G}
When Wolfbriar Elemental enters the battlefield, put a 2/2 green Wolf creature token onto the battlefield for each time it was kicked.
4/4
感謝: ★★★
4マナで4/4というサイズは既に及第点に達しているので、この能力はカードを使わない
1マナ2/2のクリーチャーと言い換えられます。
つまり、能力自体が鎌虎に並ぶほどに強力なクリーチャーと言うことです。
鎌虎: ★
一見、鎌虎と相容れない能力ですが、それでも使う価値は十分にあります。
いかがでしたか?
次回は、白のレビューに移りたいと思います。
虎になったジョッジュ
2010年1月20日 虎ジョ コメント (1)「虎になったジョッジュ」
とある次元のとある場所、ここにジョッジュという名の少年がやってきました。
ジョッジュはプレインズウォーカー(一般の魔法使いよりも遥かに強大な魔力を持ち、次元を渡り歩くことが出来る者。生まれつき「プレインズウォーカーの灯」を持っている者のうち、さらにわずかな者のみがプレインズウォーカーになることができる。)でしたが、他の生き物を従えてはいませんでした。
ここに1人の男がやってきました。
この男もまた、プレインズウォーカーでした。
男は言いました。「俺の《Polar Kraken》が1番強いぜ!パワーを11も持っている。屈強なプレインズウォーカーも2発でノックダウンだ!」
これを聞いたジョッジュは、「すごい。パワーが11もあるんだ。きっと最強の生き物に違いない。」と思いました。
しかし男は、他のプレインズウォーカーが召喚した《氷河屠り/Jokulmorder》にあっさりと負けてしまいました。
《氷河屠り/Jokulmorder》はパワーが12もある巨大なリバイアサンでした。
これを見たジョッジュは、「すごい。《Polar Kraken》がまるで紙切れのようだった。きっと最強の生き物に違いない。」と思いました。
しかしその直後、《氷河屠り/Jokulmorder》はパワーが13の《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》に紙くずのように引きちぎられてしまいました。
《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》はクリーチャーの中で最も大きなパワーと4本の腕を持つ巨大なけだものでした。
しばらくの間、この《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》を倒せるものは現れませんでした。
それでもジョッジュは、《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》を倒せるものを待ち続けました。
「あんなに強かったクラーケンもリバイアサンも、いとも簡単にやられてしまった。きっと、もっと強いものがいるんだ。」
ジョッジュが考えたとおりでした。
《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》は《破滅の刃/Doom Blade》の一撃の前に倒れてしまいました。
続いて《破滅の刃/Doom Blade》を放ったプレインズウォーカーは、《鎌虎/Scythe Tiger》を召喚しました。
《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》を召喚したプレインズウォーカーは、
「ならばこっちも!」と《破滅の刃/Doom Blade》を唱えようとしましたが、《鎌虎/Scythe Tiger》に届くことはありませんでした。
《鎌虎/Scythe Tiger》が被覆(呪文などの対象にならない能力)を持っていたからです。
ジョッジュは「すごい。どんなに大きな生き物だって《破滅の刃/Doom Blade》は耐えられない。被覆を持っている鎌虎こそが最強の生き物なんだ。」と思いました。
しかし、このときジョッジュは気づいていませんでした。
もっと恐ろしい神……
KOURINのWURMが既にこの次元へ来ていたということを……
(つづく)
マジ結婚しちまったな
2010年1月19日コメント (1)こんにちは。優勝者のジョッジュです。
本日参加したなん実スタン大会で優勝しました。
デッキはジャンパイアでした。
みなさまのご支援のおかげでなん実スタン大会優勝しました。
大事なことなので2回書きました。
以下レポ。
久々にレポ。
1人目。 赤単ゴブリン ○-×-○
ゲーム1。
先手ゴブリンガイドからスタートされる。
後続が出てくるのが遅かったので捌ききって勝ち。
ゲーム2。
先手ゴブリンガイドからスタートされる。
2T《巣穴の煽動者/Warren Instigator》。
3T《ぐらつく峰/Teetering Peaks 》。
ゴブリン2体出てきておわり。
ゲーム3。
後手ゴブリンガイドからスタートされる。
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》が2体出てきて土地が4枚で止まる。
捌ききってボードが土地以外まっさらになる。
ライフはこっち7点相手16点。
土地引いて《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》。
殴って殴って殴って勝ち。
2人目。 BGWジャンク ○-○
ゲーム1。
悪斬と血魔女がお見合い。
悪斬2体目の返しに血魔女2体目出してライフ吸って殴って勝ち。
ゲーム2。
土地2枚キープした相手のマナクリ殺して土地止まって勝ち。
MTGって残酷なゲームね。
3人目。 UR赤昇天 ×-○-○
ゲーム1。
鉱山 → 《神話の水盤/Font of Mythos》 →
《ルーン炎の罠/Runeflare Trap》→《ルーン炎の罠/Runeflare Trap》。
いい話だなー。
ゲーム2。
またもドローさせられまくる。
夜鷲と血魔女でライフ吸いまくって罠火力に耐える。勝ち。
ゲーム3。
フェッチで持ってくる土地を間違えたミス + 海オーラで色マナが出ない苦しい展開に。
手札増やされまくったおかげでなんとか緑マナが出たので
リリアナでブライトニング積んでちあみんでめくって削りきって勝ち。
4人目。 グリクシスコン ○-○
ゲーム1。
夜侯で殴って殴って殴って勝ち。
地震なんてなかった。
ゲーム2。
大出血で夜侯指定されたけど手札には0。
相手のハンド全部落として血魔女で吸い尽くしておわり。
5人目。 ジェイスレイター ○-×-○
ゲーム1。
トリプルマリガンした相手を吸血鬼で殴り続けると死ぬ。
ゲーム2。
完全にフォグとラスゴの連打にはまって書庫罠で負け。
一応最後まで抵抗してみたけど無駄でした。
ゲーム3。
パルスのない初手をキープしたにも関わらずまさかのパルス3枚引き。
ボード処理して手札全部落として殴って殴ってトドメもブライトニング。
神に愛された謎の引きで勝利。
という感じで見事にジャンドのいない謎のメタゲームの波を乗り越えて優勝しました。
ありがとうございます。
デッキ。
1 [ZEN] Akoum Refuge
4 [M10] Dragonskull Summit
1 [M10] Forest
2 [ZEN] Kazandu Refuge
4 [ALA] Savage Lands
8 [M10] Swamp
4 [ZEN] Verdant Catacombs
3 [ARB] Bloodbraid Elf
4 [ZEN] Gatekeeper of Malakir
3 [ZEN] Malakir Bloodwitch
4 [ZEN] Vampire Hexmage
4 [ZEN] Vampire Nighthawk
4 [M10] Vampire Nocturnus
3 [ARB] Bituminous Blast
4 [ALA] Blightning
4 [ARB] Maelstrom Pulse
3 [M10] Sign in Blood
Sideboard
SB: 4 [M10] Deathmark
SB: 3 [M10] Dragon’s Claw
SB: 2 [M10] Liliana Vess
SB: 1 [ZEN] Malakir Bloodwitch
SB: 2 [M10] Mind Rot
SB: 1 [ZEN] Sorin Markov
SB: 2 [ARB] Terminate
3色吸血鬼。通称ジャンパイア。(視聴者の方が名付けてくださいました)
《 恐血鬼/Bloodghast 》は強いと信じて1ヶ月くらい使ってみたけど
数えるほどしか活躍したことがないので解雇。
メインに軽量除去が入ってないのは稲妻は序盤にプレイできないことが多く、
《見栄え損ない/Disfigure》は続唱でめくれるとおいしくない気がするから。
他にいいカードがあったら教えてください。
それではみなさま、よい夢を。
大造じいさんとガン
2010年1月14日こんにちはごきげんよう。
「大造じいさんとガン」の主人公、ジョッジュです。
このお話はかなりの長い期間に渡って小学校5年の国語の教科書に掲載されていますのでみなさまにも馴染み深いかと思われます。
-STORY-
かりゅうどである大造じいさんことジョッジュが1羽のガン、残雪に出会う。
そしてジョッジュはなん実スレを覗くと大会に出遅れたことを知る。
失意に落ちたジョッジュはやがて三回転の配信を開き、ドラフトの卓へ入る。
――そこで初めてのゼンディカードラフトをし、鎌虎に恋をする。
はじめてのぜんでぃかぁどらふと
5 [ZEN] Forest
1 [ZEN] Kazandu Refuge
10 [ZEN] Mountain
2 [ZEN] Turntimber Grove
2 [ZEN] Bladetusk Boar
1 [ZEN] Hellkite Charger
2 [ZEN] Molten Ravager
1 [ZEN] Oran-Rief Recluse
1 [ZEN] Plated Geopede
1 [ZEN] Scute Mob
2 [ZEN] Scythe Tiger
2 [ZEN] Territorial Baloth
1 [ZEN] Adventuring Gear
1 [ZEN] Blazing Torch
1 [ZEN] Khalni Gem
2 [ZEN] Khalni Heart Expedition
1 [ZEN] Slaughter Cry
2 [ZEN] Spire Barrage
1 [ZEN] Vines of Vastwood
1 [ZEN] Zektar Shrine Expedition
これはひどい
失敗ピックでした。
2009年お世話になったカード・ベスト10
2009年12月31日ジョッジュです。
2009年も残りわずかということで、いい機会なので今年のMTGを振り返ってみました。
覚えてる限りで使った枚数順に。
・第10位 《復讐のアジャニ / Ajani Vengeant》
・第9位 《血編み髪のエルフ / Bloodbraid Elf》
・第8位 《謎めいた命令 / Cryptic Command》
・第7位 《野蛮な地 / Savage Lands》
・第6位 《溢れかえる果樹園 / Flooded Grove》
・第5位 《鮮烈な湿地 / Vivid Marsh》
・第4位 《鮮烈な草地 / Vivid Meadow》
・第3位 《鮮烈な林 / Vivid Grove》
・第2位 《鮮烈な小川 / Vivid Creek》
・第1位 《反射池 / Reflecting Pool》
以上でした。
思ったより偏りました。
それでは、2010年もよろしくお願いします。
リア充爆発した
2009年12月24日カオスシールド遅刻しました☆テヘッ
ジョッジュです。
いよいよ明日がデュプリケイテッドシールドとなりました。
特に取り立てて書くこともありませんが皆様どうぞよろしくお願いします。
デュプリケイテッドシールドとはなんぞや
2009年12月21日ジョッジュです。
某所で散々言われてるのでデュプリケイテッドシールドのルールについて解説します。
まず、
・プレイヤーは配布されたカードのみで40枚以上のデッキを構築します。
・5種類の基本土地は無制限に使えます。
ここまでは通常のシールドと同じですが、
・配布されるカードはすべてのプレイヤーで共通のものとなります。
つまり、通常のシールドではプレイヤーは1人1人違うカードを使って戦いますが、
デュプリケイテッドシールドでは全員が対等な条件で戦うこととなります。
与えられたカード群から最適なデッキを考える構築力、
他人が使うデッキを推測してメタゲームを読む力、
相手が持っているカードを予測するプレイングなどが重要になるフォーマットです。
なお、今回使用するカードプールはこちらで選んだ105枚のカードのみとなります。
前回のような投票は行いません。
ファイル形式はシールドと同様のmwInventoryになります。
105枚のカードに基本土地を加えた形で配布いたしますので
MWSを起動し、Ctrlを押しながらLキーでファイルを読み込み、そのまま使用できます。
基本土地の枚数は1と表示されていますが無制限に使用していただいて構いません。
他のカードはすべて1枚ずつとなります。
試合形式は僕としてはスイスドローを予定しておりますが、
ゆ○ぽのさじ加減1つで変わる可能性がありますのでご了承願います。
ではまた。
これで決まりだ!
2009年12月20日ジョッジュです。
デュプリケイテッドシールドの日程が12/25(金)に決定いたしました。
当日19:00にカードプール公開、同時にコード受付開始。
20:50にコード受付締切、21:00対戦開始となります。
みなさまの参加を心からお待ちしております。
とかここに書いても意味ないですよね。
でもスレに書くのもちょっとアレだし別にいいですよねアハハー。
頑張って、あにぃ!
2009年12月19日ジョッジュです。
年末企画がこんなギリギリまで全然纏まっていないという現状に関しまして、
非常に混乱した事態になってしまったので
主催のゆ○ぽに代わりまして言い訳をさせて頂きます。
どうしてこうなったのかと申しますと、
今年は大規模な企画をせずに通常の週2回の大会に3回の大会を加えて大会ラッシュにしようぜ!
という企画を○きぽたち数名が企て、これを先週に実行したのですが
大会ラッシュの終了後になってジ○ッ○ュが
「せっかくだからデュプリケイテッドもやろうぜ!」などとアホなことを言い出したために
ゆき○がこれに
「じゃあ追加で年末企画もやっちゃうか!」と悪ノリしてしまい
12月も半ばになってから企画を立てるという訳の分からない事態になってしまいました。
期待してくださっている皆様には深くお詫びするとともに、
「だってやりたかったんだもん!」という旨をお伝えいたします。
え?何?聞こえない
2009年12月17日ジョッジュです。
今年も年末恒例、デュプリケイテッドシールドを開催します。
カードプール作成は今回も僕、ジョッジュが担当いたします。
つきましては、昨年に一部の方々から頂いた
「デュプ・・・何?聞いたことねーよ。ルールわかんねーよバカ」
「カードプール強すぎだろコンチクショウ」
「何組んでも緑白に勝てないんだがどうしてくれるんだ」
「なんであれだけ叩かれたのに開催したの?馬鹿なの?死ぬの?」
「うちの息子がアンタに影響されて大変なことをしでかしたんだが、これについてどう責任を取ってくれるんだ」
「いい加減にせいやクソガキャ」
などのみなさまの生暖かい意見を参考にし、より一掃楽しめるカードプールを作れるよう、誠心誠意、励んでおりますので何卒よろしくお願いいたします。
なお、開催日は12月下旬を予定しております。
詳細が決定し次第、スレにて告知させていただきます。
以上、宣伝でした。
問題は、ここに書いても誰が見るんだって話ですよね。
わかります。
第25箱 「されたことはなかったから」 :用語辞典
2009年11月2日・革命
解説 : 都城(みやこのじょう)王土(おうど)に逆らうこと。その行為。
用例 : 「無駄な革命はやめなよ人吉くん。」
・君臨
解説 : 都城王土が姿を現すこと。その行為。
・民
解説 : 都城王土以外の人間すべて。
・デビルやべえ
解説 : 「とてもやばい」の意。
用例 : 「くそ・・・! 何だかわかんねーけどデビルやべえ!」
・『跪け(ヒザマズケ)』
解説 : 王(かれ)の圧制(ことば)には誰も逆らうことはできないため
この言葉を聞いた者はその場で跪くことを余儀なくされる。
・『平伏せ(ヒレフセ)』
解説 : この言葉を聞いた者はその場で地面を抉るほど平伏してしまう。
お菓子をくれなきゃ爆発するぞ
2009年10月31日※前回の更新は「言葉に出来ないほど面白かった」という僕の心境を表現したものでしたが、結果として非常に分かりにくい記事になってしまったことを深くお詫びします。
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